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カーポートを設置しました。
カーポートというと簡単な雨よけのイメージがありますが、入口部分にシャッターゲートを設置し、スタイリッシュ感と高級感を出しています。
色は家の外壁に合わせ、統一感を出しました。

カーポートの種類も様々で、お客様によっては本当に悩まれる方もいます。今回は予算の関係と家の外壁の色調に合わせてご提案させて頂きました。
シンプルで飽きのこないデザインというのもご要望としてありましたので、スタイリッシュでシンプルなものを選びました。
お客様には大変喜んで頂き、私たちも満足しています。

シンプルモダンというお客様のご要望に添えるよう、落ち着いたイメージをご提案させていただきました。
入口の左右に緑を配置することで塀のダークな印象を和らげ、限られたスペースに奥行が出るよう工夫しました。
ひとくちにシンプルと言っても人それぞれ描くものに差がありますし、植物の好みにも違いがあります。
まず、お客様のイメージと私たちが思い描くイメージをすり合わせていくことから始めました。

お客様のご希望は玄関周りの使い勝手をよくし、スッキリさせたいということでした。
ご高齢のご家族のことを考えスロープを、正面には傾斜の緩やかな階段を設置しました。
植裁の樹木には防犯上の目隠しと、玄関から路上への導線を遮断する役目があります。小さなお子様が直接道路に飛び出したりする危険を防ぐ役割もあります。
ちょっとしたことですが玄関周りの安全を確保する工夫のひとつです。

門周りの工事をさせていただきました。ブロック塀にポイントとしてガラスブロックを配置してアクセントにしています。
階段のカーブは全体的に丸みのある印象を作る効果もありますが、車を駐車する際や、人が通る時のひっかかりをなくす、優しい作りを意識しました。
階段は天然石で柔らかい色見のものを選び、外壁や門との統一感を出しました。

ひとくちに門といっても演出方法は様々あり、まず一番気を配らなければならないのは家との一体感だと考えています。
お客様と打ち合わせをしていて感じるのは、家にもお庭にも人柄が出るということです。優しい家には優しい色調の庭を、シックな家にはそれに似合う要望や提案をいただきます。

もちろん、好みということもあるかもしれませんが、やはり人柄が大きいような気がしています。私たちはその人柄を汲み取って提案し、形にするのが仕事です。
お庭を利用されるお客様がそのお庭で憩い、充実した日常を送っていただけるよう日々勉強を重ねていきたいと思っています。

玄関周りを施工しました。
表札、インターホン、ポストを配置し、あまり殺風景にならないよう樹木を植えました。
道路に向かって垂直に設置したため、家とのバランスが写真ではわかりませんが、家に向かう通路の入り口にあるわけですから、家との一体感と統一感、通路内での存在感を想像してご提案させていただきました。
表札に個性的なものを選ばれましたので、表札が生えるような素材と色を意識しました。樹木もそれに一役買っています。

門は、家を訪問する際にはじめに目につくものですから、その家を連想させるもので、かつ存在感が必要だと考えています。
あまり際立ちすぎるのも良くありませんのでバランスは大切ですが、お客様の要望などをすり合わせて、最善のものをご提案させて頂いております。

門周り、植裁の施工を担当しました。
門の高さを3段階に変えてあるのは中央にいくにつれ、高さが出て同時に家を引き立てる効果があります。それぞれの門にはポイントとしてガラスブロックを使用しました。
植裁での工夫は高さのある木を低い門の前に植えることで木が引き立つようにし、全体的に白いお庭に緑が映えるようにしました。

また、花壇の丸みのある形は駐車の際や人が通る際に邪魔にならないように、機能美とデザイン美の両方を意識して設計しました。
限られたスペースの中で機能面とデザインの両方で表現するのは、私たちの腕の見せ所でもあります。

如何に広く明るく見せるか、使い勝手がどうか、予算内で要望を叶えられるか…選択肢が様々な中でプランを絞っていく過程は、真っ白な霧が晴れていくようだと思うことがあります。
お客様との打ち合わせが最初の霧を晴らす大きな要素になってきます。
私たちは打ち合わせの時間を何よりも大切だと考え、丁寧なヒアリングを心がけています。そのために日々勉強を重ね、柔軟な提案が出来るよう精進します。